2020/12/17
ソーレホーム吉原
背中のクッション一つで・・・
今日は朝早くから、職員みんなで雪かきをしました。
腕が痛い・・・。
今回は作業療法士の取り組みについてご紹介いたします。
背もたれ用クッション無しで椅子に座ると疲れて姿勢が崩れてきます。
小柄なかたなら、背中にクッションを置き、お尻と背もたれの間を調整します。
しかし、大柄なかたの場合、背中にクッションがあると狭くてお尻が前にずれ、椅子から落ちやすくなります。
また、この姿勢だと足腰に力が入りにくいため、立ち上がる時も苦労します。
幅のないクッションを置いて座っていただきました。
腰がクッションに合わせて曲がり、重心が前に移動したため立ち上がりやすくなりました。
感想を伺ってみました。
その1
問:クッションを変えてみて、変わった点はありますか?
答:立ち上がって歩くのが楽にできるようになったよ。
その2
問:腰や膝への負担はどうでしょうか?
答:座っている時に、足が動かしやすくなったし、立つ準備もしやすくなったね。
その3
問:その他、クッションを変えてみて変化はありますか?
答:お腹に力が入りやすくなったかな。
普段、座っている姿勢を良く変えてみると、力が入りやすくなったり、動かしやすくなったりします。
ソーレホーム吉原では、クッション等を使って、ご利用者おひとりおひとりに合わせた姿勢を考え、生活するうえでの悩みに答えています。